ぼちぼち書きましょう。

気づけばFEエンゲージのことしか書いてない。

邪スタルークくんのこと

昨晩、回想戦で邪竜の章3(ブロディア編)の戦闘前会話を回収した。初回プレイ時は対リュールと、弟vs弟、兄vs兄しか見てなかったから、臣下たちとの会話と兄vs弟の会話回収。やっぱ「ぐああ、つらいです、胸が苦しいです…!」ってなりながらやってて、もはやある種の自傷行為だよな、なんて思った。けど会話が存在するからには見ないわけにはいかないのだ。ちなみにシトリニカとザフィーアは、兄弟それぞれとの会話が用意されてたよ。

案の定、なんだか眠れなくなっちゃって、いろいろ考えた。邪竜の章の世界のスタルークと、本編のスタルークは何がどのぐらい反転してるのか、整理してみようと思う。結論とかは特にない、たぶん。


まずは本編の世界、私たちが良く知るスタルークについておさらい。

スタルークは自分に自信が持てない。
自己評価がおそろしく低く「自分には価値がない」と考えていて、自分のことを石ころ、ゴミ虫、ゴミカス、ゴミクズと自虐的に呼び、「僕なんて」「僕なんか」と口癖のように繰り返す。

そんなスタルークの性格を形成する大きな原因となったのが、優秀な兄王子ディアマンドの存在だ。幼少時から何かと兄と比較され自分に自信が持てず卑屈な性格に育ったと、ブシュロンやフォガートとの支援会話でスタルーク本人から、シトリニカとの支援でシトリニカの口から語られる。

とはいえ優秀な兄や周囲の人を恨むこともなく、むしろ兄の能力や人格の素晴らしさを全面的に認め、敬愛している。スタルークにとってディアマンドは大好きな自慢の兄上で、守るべき存在だ。

ディアマンドの身に何かが起こり自分が国王となる未来は、スタルークにとって万が一にも訪れてほしくない「望まぬ未来」だ。繰り返し夢に見てうなされるほどに。そんな未来にならないために戦おうと考えているし、兄上を守るためなら自分が死んでもいいと考えていることを、近しい立場や考えを持つセリーヌにだけは打ち明けている。


さてさて、本編の世界と鏡映しの邪竜の章の世界のスタルーク、邪スタルークくんは、本編のスタルークと何がどう裏返しになっているのかを逆から見ていく。

邪スタルークの方は、自分こそが国王にふさわしいと考え、自分が国王となる未来を望んでいるようだ。望む未来のために無能な兄が死ぬべきだと考え暗殺を謀ろうとしていたらしきことが、邪ディアマンドと本編スタルークの戦闘前会話で明かされる。何それこわい。

というのも、邪スタルークにとって気弱で決断力のない兄は王として認めたくない存在であるらしい。邪ブロディア兄弟が初めて登場する場面で邪スタルークは兄に「我が兄ながら情けないですね」と痛烈な言葉を投げかける。それに対して邪ディアマンドも「お前は我が弟ながら思考が足りん」と返し、兄弟仲がギスギスしてる様子を見せつける。

本編で神竜リュールとスタルークが出会ってすぐに、スタルークがディアマンドについて初めて語る言葉が「我が兄ながら、すごい御方です。僕はあの人の弟で幸せです」だった。同じ「我が兄ながら」と切り出してまったく逆向きの言葉を言ってる。

邪スタルークは自分に自信があって、自分には価値があると信じている。自信過剰ゆえに尊大で、兄をはじめ、他人を見下した態度をとる。

そんな感じで、邪スタルークくんは、本編スタルークくんといろんなことが鏡写しに反転した存在になってる。


では何もかもがまったく違うのかというとそんなことはなくて、反転する際の「軸」みたいなものはある。

ラピスやシトリニカと邪スタルークとの戦闘前会話では、邪竜の章の世界の2人がそれぞれ邪スタルークを守って死んだこと、邪スタルークは2人を守るつもりだったのに守れなかったことを今も悔やみ、悲しんでいることがわかる。

邪スタルークもやっぱり「僕が守ります!」と思っていたわけだ。きっと邪スタルークもかつて臣下や仲間たち、そして神竜様のことが大好きで大切に思っていたはず。そういえば、邪スタルークは悪い顔して他人を見下すくせに、口調がです・ます調なところがスタルークらしい。リュールと相対したときに出た言葉が「お前、何者ですか」だったのちょっとおもしろかった。

シトリニカと邪スタルークとの戦闘前会話で「僕があの時死ねばよかった。皆に、シトリニカに生きていて欲しかった…!」と語る邪スタルークに、シトリニカは「この世界のあなたは自信家に見えて、根っこは私の知るスタルークにそっくり」と返す。自分が死んでほかの人たちが生きるほうが良いというのは、まさに本編スタルークと同じ発想だ。だけど邪竜の章の世界では大切な人たちはみんな先に死んでしまって、邪スタルークは生き延びた(本当は死んでたのかもしれないけど…このときの本人はそう認識してる)。守れなかった後悔を抱えて、もう守るべきものもない。なんて孤独なんだろう。

邪スタルークvs本編スタルークの戦闘前会話、「…僕は自分自身に打ち克ってみせる!」ってそれ本編スタルークの方に言わせてやれや!って笑ったんだけど、邪スタルークくんは目の前に立つ本編スタルークくんを見て語る言葉を聞いてすぐに、幻術かなにかで自分の弱い部分を見せられていると感じるんだよね。ようするに自信がなく卑屈な考え方をする自分、弱い自分が自分の中にもいることを知ってる。自分自身と闘ってるとこ、やっぱりスタルークなんだよなあ…。


本編のディアマンドとスタルークが互いを認めあい、信頼しあうあたたかな関係を築いているのに対して、邪竜の章の世界のディアマンドとスタルークの関係はだいぶ冷え切っているようだ。邪ディアマンドと本編スタルーク、邪スタルークと本編ディアマンドとの戦闘前会話では、邪ディアマンドと邪スタルークどちらも(幻覚や別人かもしれないと疑うこともなく)実の兄弟が今こそ自分を殺しに来たのだと受け止め、応戦しようとする様子が描かれる。そのぐらいには、互いに兄弟のことをもはや信じていない。

だけど、それでも、3章終わりで邪スタルークが不意討ちでエルに切り伏せられたときに邪ディアマンドは「スタルーク…スタルークっ!!」と悲痛な叫びを上げるんだ。弟の仇とばかり剣を抜いてエルに切りかかり、返り討ちにされるんだよ。

ラストバトルで邪スタルークが息を引き取る前、最期の言葉は「…兄上、良い弟でなくて…ごめんなさい…」だったんだよ。

どんなに冷たい関係になっていたとしても、やっぱりたった一人の兄であり弟であり、愛してたんだと思うんだ。

そう考えると邪ブロディア兄弟、ほんとせつない。せめてあの世では、神竜様や仲間たちのそばで、兄弟仲良く過ごしてくれますようにと願ってやまないよ(邪イルシオン姉妹もな!)

 

追記
この記事書いたあと、邪スタルークくんのこと考え続けてさらに2記事ほど書いた。

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邪竜の章6 プレイ感想

FEエンゲージ邪竜の章6「七つの腕輪」まで、邪竜の章は6が最終章なので要するに邪竜の章クリア。全体的なあれこれはまだ全然整理できてないので、主に6章の初回プレイ感想ざっくりおぼえがき。例によってまったくまとまってない。

 

配信開始から割とのんびりペースで進めたので、最終章にたどり着く頃には先にクリアした方々の感想がぼちぼち耳に入ってきてて、おおむね感触良さそうだったしまあいい感じに決着するんだろうなとのんきに構えていたんだけど、6章の戦闘始まってから戦闘後少し話が進むぐらいまでもうずーっと心乱れまくりで「私これ、クリアしたときに、やってよかった、おもしろかった!って言えるようになるんか…?」って実はだいぶ不安になってたんだ。だけど、最後まで見届けたらちゃんと好きになれた。すごい。よかった。


ラストバトルは腕輪の力を得て巨大な邪竜となったイルと、再び現れるこの世界の王族たちが相手。わー、またこいつら倒さなきゃいけないんすか勘弁してくださいよ…とちょっとまたメンタル削られ。

5章でフォガートを倒したとき「これでもう何度目なのかな」みたく言うのを聞いて、キミもしかして何度も呼び戻されているの…? とか思ったら、6章で出てくるフォガートは「俺はもう何度も死んでいるのに」って言ってた。しんどい。

フォガートに限らず、王族たちみんな空しそうに立ち現れて、打ち倒されるとほっとしたように、多くはありがとうと言い残して静かに死んでいく。この世界の彼らにとって死んで終わりにできるのが救いなのはわかるけど、大好きな仲間たちと同じ名と姿を持つ人たちが次々に哀しい感じで死んでいくの見るの、ほんと苦しい。何を見せられてるんだよこれ…!ってなってた。

こんなつらい戦いのために元の世界から呼びつけちゃった仲間たちのメンタルは無事だっただろうか。自分やきょうだいや仲間の誰かと同じ顔した相手を殺させるとか、ひどいことする神竜だよな(でも自分や仲間と戦ってる姿見たい気持ちもあってついやってしまうんだ!)

ここまで「つらい」「しんどい」ばかり書いてるけど(語彙力…)、王族たちの魂を解放した後、大邪竜となったイルとの戦闘前会話はそれぞれ胸に響いた。

ラスボスはノーマルでもあっさりとは倒せない感じになってたから、戦闘を進めながらリュール、エル、四翼の3人それぞれとの会話を見ることができた。中でもグレゴリーが良かったな。「あんたを殴って止めて、死ぬほど思い出話をして、優しかった頃のあんたの涙を引っ張り出す!」泣ける。マデリーンの言葉も素敵だった。

そして大邪竜となったイルは神竜たちに敗れ、そこからのお話もやっぱり悲しい。ここから何がどう展開したらイルもといラファールは救われるの? 滅びゆく世界からリュールたちの世界へ連れてくることなんてどうしたらできるの? ってただ不安な気持ちでお話の行く先を見守っていて、「竜族は自分の生命力を相手に与えることができる」っていう話が出てきてハッとした。そうかあ。

元の世界のソラネルで、ルミエル様がリュールに神竜の力を分け与え続けて目覚めを待ったように、こちらの世界のソラネルで、ラファールがエルの目覚めを待ち続けるんだね。なんと美しくて納得できる落としどころが用意されてたんだ、ってちょっとうれしくなった。「千年もの時が流れれば考えも変わるかもしれん」ってラファールの言葉があったのも納得感あっていいな。

そういえばリュールが元の世界のことを「私の世界」って言ったの神っぽいと感じたりした。「私の世界の気配がするんです」って。

最後、1枚絵をめくっていく感じで異世界での戦いの振り返りと、この先のことが描かれていく演出もよかったな。

そしてラストシーン、ソラネルの見晴らしの丘から眺める美しい青空に、ああ、こっちの世界に帰ってきた、って本当にほっとした。向こうの世界はずっとダークで混沌とした色彩だったもんね。やっぱり色彩が心理に与える影響って大きい。

「今日は天気が良いですね。空が澄んでいて…何かいいことがありそうです」だなんて素敵なひとりごとをつぶやいたリュールくんに、千年ほどかかって目覚めたエルをともなってやってきたラファールが声をかける再会の場面で邪竜の章はおしまい。「姉と共に」って言えてよかった。新たにこちらの世界へと訪れた人たちみんな、この世界で幸せに過ごせますように。支援会話も楽しみだな。

邪竜の章4-5プレイ感想

FEエンゲージ邪竜の章4「王たちの闘い」と邪竜の章5「邪竜を継ぐもの」の終わりまで、初回プレイで感じたことなどざっくりおぼえがき。

正直、感情が追い付いてなくてこの段階でまともなものを書ける気がしないので、終わりまで進めて気持ちを落ち着けてからから書くことにしようかなとも考えたけど、まあせっかくここまで進めながら書いてきたから、がんばって今の段階で感じてることを書き留めておこうと思う。長いし全然まとまってない吐きだしなので読まなくていいと思う。


異界の双子のうち、エルは初めて会ったときからリュールに拒絶感を示して、敵意を感じさせる接し方をしてくる。だけど、どちらかというとエルのそうした言動自体よりも、それらに対するリュールくんの反応のほうがやや違和感あった。棘のある言動ひとつひとつに感情的に反応して、なんだかいつものリュールくんより子どもっぽく感じる。

とはいえ、プレイヤーたる私は愛着あるリュールに肩入れしてるので、きっとリュールはこの会話から伝わる以上の拒絶感とか敵意を敏感に感じ取って、傷ついたり嫌な気持ちになったりしてるんだろうなと受け止めてた。いつも穏やかで何事も広く受け入れるリュールを苛立たせるほどに、エルの態度から何か伝わるものがあるのだろうと。

そんな感じで見守ってきた中、リュールはまだ知らない事実として3章終わりでエルがブロディア王族を手にかける場面が描かれ、その前にはフィレネの王族も手にかけていたことが本人の言葉として告げられるわけだ。ここまで、エルの動きは謎めいたところだらけなんだけど、だからこそ逆にこんなあからさまにあやしげなやつはあやしくないというか、きっとこの子は敵ではないし、なにか理由があるのだろうなという感じ。(いや、全然そんな冷静ではいられなかったけど!!)

さて、ここまでまだ3章までの話。長くなりそう。

4章では王になったミスティラ率いるソルム軍がイルシオンに侵攻し、アイビー率いるイルシオン軍と大教会前で激突する展開。ここの戦闘は第3軍として入る形で、どう動けばいいのかあんまりわかんなくて、会話の回収も全然できてない。そもそもアイビーもミスティラも出撃させてない。カゲツは入れてたんだけど、アイビーはとっとと弓で倒してしまった。会話の回収は追々やろう。

そして4章の終わりでは、さらにアイビーとミスティラもエルの手にかけられ、衝撃の事実としてこの世界の王族も王城兵もみんなもう死んで異形兵にされていたと明かされる。

エルがその事実をリュールに知らせなかった理由、続いて語られるこの世界の神竜への想い、これまでのリュールに対する態度の理由はとてもせつなくて、ああ、そういうことだったのかと納得させられる。それをすぐに理解して素直に受け止めるリュールは、「ああ、これが私の知ってるリュールくんだ」って感じでほっとする。

いやしかし、そんなストーリーのお見事な流れとは別に、この世界の王族たちの運命がつらすぎて心冷えまくってた。みんな殺されて異形兵にされただなんて。乱世の中、自分が異形兵になってることもわからないまま王族として存在し続けて、なぜ殺されなければならないか理由もわからないまま再び殺されるだなんて。考えるとあまりにもかわいそうじゃないか。別の世界の、同じ名前や立場と姿を持つ、まったく別の人格だとしても。知ってしまうと5章で敵として出てくるフォガートとオルテンシアと対するのもとても辛いものがあった。

さて、普通に「正体不明の敵」がこれから新たな登場人物として現れるよりすでに登場してる誰かである可能性が低くないわけで。ここまであやしさたっぷりに描かれていたエルの真意が明かされるとともに、王族たちはもう殺されてたことがわかった今、冷静に考えれば残る可能性としてなかなかに高いのは邪竜の双子の片割れ、イルだったりするんだよね。

流れで二人きりになる展開、そこからヤバいこと言い出しはじめるあたり、「うわ、こわいこわいこわい!」ってなった。そうか、これまでリュールに友好的に接してくれてた君がそうだったのか!

ってとこで4章終わり。こんなところでは終われないのでいきおいで5章まで終わらせたけど、5章の戦闘めちゃ時間かかったな…。確認したら21ターンとかやってた。

ここの戦闘にはフィレネ兄妹とブロディア兄弟、カゲツ、クラン、セアダス、フォガートとオルテンシアを出撃させた。会話回収のために入れたフォガートとオルテンシア以外、私の1周目のスタメンコアメンバーで、久しぶりの顔ぶれに「あ、この感じだった」ってちょっとうれしくなったり、「大丈夫、元の世界のこの子たちはちゃんと知ってるままの人格だし、生きていてくれてる…!」ってほっとしたりしてた。

1周目クリア後、いっときチェインアタックチャレンジばっかりやってたことあったから、連携のユニットみんなデュアルアシスト+つけてて、それが生きててチェインアタックいっぱい発生しておもしろかった。

囚われのリュールくんは回避+30とかつけてることもあって(クリア後ずっと遊んでてSPカンストするほど貯まってたとき、何つけていいかわからないからつけたやつ)、一度もなんの攻撃も受けなかった。ノーマルだからそもそもマージカノンの命中率とかも低くなってそう。エルにはカムイの指輪をつけてたので、竜脈使い続けてあんまり攻撃させない戦法をやってた。

会話はフォガートvsフォガート、オルテンシアvsオルテンシアのみ回収。異世界のオルテンシアつらい。アイビーに虐げられてそうなこと言ってたのもこわい。フォガートはよくわからん。元の世界のフォガート本人も言ってたけどあんまり変わらないような気もする。狂ってるけど。

そんなこんなで、戦闘後、エルとリュールは和解し、四翼…のことはいったん置いておこう、収拾つかない。で、次がラストバトルなのかな? ほんとは次まで一気に進めたかったけど5章に思いのほか時間かかったから、ここまでにした。続き早くやりたい。

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邪竜の章2-3プレイ感想

FEエンゲージ邪竜の章2「不穏な花城」と邪竜の章3「兵どもの戦道」の終わりまで、初回プレイで感じたことざっくりおぼえがき。全然まとまってない。異世界のフィレネとブロディア

 

最初にリュールをこの異世界へと導いた人物(神竜?)が「鏡写し」という言葉を使ってた。鏡写しの魂。

邪竜の章の世界はリュールが元いた世界と似ているようで、だけどいろんなことが逆になってる、鏡写しの世界。

ワールドマップは裏返し。フィレネが好戦的な国で、ブロディアが戦嫌いな国。「誰かの不幸の上にある幸せ」のほうを選びとろうとするセリーヌ王女。気弱なディアマンドとプライドが高く兄を見下すスタルーク。

3章冒頭で登場するグリと同じ顔をしたグレゴリーは、リュールを見てすぐに「見た目は神竜様と瓜二つだが、本質はまるで違うよう」と言う。この世界の神竜様は、見た目リュールとそっくりで、だけどリュールとはどこか真逆な部分を持つ存在だった?


…とかさ、文章でも書いて気持ちを落ち着けようとしてるんだけど、3章終わりの場面がショッキングすぎて心穏やかじゃないよ! トレーラーの最後のボイスで、あちらの世界のディアマンドの身に何か起こるであろうとは覚悟してたんだけど、弟までとは心の準備できてなかったよ…! 兄弟そろってころされるとか。よりによってディアマンドの誕生日になんてものを見せられたんだ…。

しかもアルフレッドとセリーヌもってことじゃないですか。どういうことなんだ。「理由はあるのですよ」って、エルは本編でも使えるようになるって話だし、きっと納得いく理由が用意されてるんだろうけど。アルフレッドの様子がおかしいってなんだか意味深な感じだったのと関係あったりするのかね…?

 

戦闘には2章はフィレネ兄妹とブロディア兄弟、3章はブロディア兄弟とカゲツ、セアダスをゲスト枠で出した。元の世界から借りだされてくる人たちは、この状況を一体どう理解してるんだろうか。

会話回収はぼちぼち。2章でセリーヌvsセリーヌ、敵セリーヌvs味方アルフレッド、アルフレッドvsリュール、3章でスタルークvsスタルーク、スタルークvsリュール、ディアマンドvsディアマンド、ディアマンドvsリュールの会話だけ見た。兄vs弟にも会話あるのかな、今回は確認しなかった。

別の世界の自分と対峙したときの元の世界のセリーヌの強い言葉を見た後だったから、元の世界のスタルークから出た言葉が「えええ…かっこいい…僕もこんな風になりたかったな…」だったのは笑っちゃった。もうちょっとこう、負けん気見せたりとかないんか!って笑ったけど、ここはあえて明確に「らしさ」を見せた感じかな。

たしかに元の世界のスタルークが言うように、異世界のスタルークは悪い顔も見せるちょっとかっこいいスタルークだった。でもそっちのスタルークも「僕の弱い部分を見せても惑わされはしません」とか言うぐらいだから、表に出さないながらもきっと弱い部分を抱えてるに違いなくて、ちょいちょいかわいいっぽいとこも見せてくる。あー、やっぱスタルークだよな、って思ってたとこでの3章終わりの出来事だったからダメージ大きかったよ。だって同じ顔だしさ…。

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※追記:3章リプレイ感想に、3章終わりの場面についての検証など書いた。

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邪竜の章1プレイ感想

邪竜の章1まで。いつもならTwitterに殴り書きする程度の感想おぼえがき。気になったとこなどざっくりと。

冒頭でいきなり「この世界に救いはない。この世界に、あなたはいない」につながる言葉で、あ、これキャッチフレーズになってたやつ! となる。この「あなた」はプレイヤーの分身たるリュールなんだろうけど、「私」は誰なのだろう。

その言葉に続いてリュールくんの前に現れるのは、「あれ、これ女リュールちゃん…?」と感じさせる青い髪の神竜らしき姿。(ちなみにこれ、女リュールちゃんでやってたら男リュールくんっぽい姿が現れるのかな…?)

プレイヤーには後ろ姿しか見えないけど、リュールくんは対面して顔を見てるはず。最初、はこれが死んだこちらの世界の神竜なの? と思ったけど、続く場面で、召喚されたリュールの姿を見た双子は「生きて戻ってきたみたい」とか言う。ということは、この世界の神竜もリュールとよく似た姿だったということなのかな。

あとこの青髪さんの最後の言葉、二度と目覚めぬ「わたし」ではなく「わたしたち」なのも気になったとこ。

この世界と元の世界の理はそもそも違うのかもしれないけど、「邪竜の御子は必ず双子で生を受ける運命」なら、リュールくんにも対となる存在がいたのかも?(もしかしてそれがこの子なのかな?? いや、でも「わたしたち」…わからん)とかなんとなく思ったりした。

イルの「ソンブルから出来損ないと言われて育った、そのうち殺されていたかも」というのは聞いたことある話だ。でもリュールは「けっかんひん」と言ってたけど、ひときわ優秀な御子と評価されてたはず…、でもこのあたりは「まぜるな危険」な話かも、まだ全然わかんないな。


戦闘について。いきなりブロディア兄弟がゲスト枠に表示されて「おっ!」と思ったけど、私のデータでリュールの下に表示されてる2人が兄弟だっただけだった。でも普通にその2人をとりあえず使うよね。

そしたら戦闘始まってから「レストの杖持ってるから使える人に渡して」言われて、「使える人なんていねーよ!w」ってなってた。ああ、これはそういう遊びだったのね、最初にどんな持ち物与えられてるかとか確認して誰を出すか決めるみたいな、と理解。

難易度ノーマルにしてるし最初の戦闘だし、クリア後1ヵ月以上遊んでスキル盛り盛りのユニットを呼んだので全然問題なかったけど、次からはもうちょっとちゃんと考えて遊ぼうと思った。難易度ハードぐらいにしてもいいのかな。

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※追記:2周目やってみて、ここに挙げた疑問点のアンサーとか書いた。

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2023年元旦に

2023年の始まりに、今年はどんな1年にしたいか考えてみる。
それはたぶん、自分にとっての「幸せ」を考えるということ。

「幸せ」は感じるものだ、と私は思う。

家族や友人、大好きな人たちは、この世界に存在してくれるだけでうれしいしありがたい幸せなこと。でもそういう気持ちって普段は忘れてしまいがちだから、何度でも思い返したい。感謝の気持ちを大切にしたい。

同じように、日々、心身ともにすこやかに過ごせている幸せにも感謝しよう。

謙虚な気持ちを大切にしながら、今年もたくさんのことを学びたい。挑戦したい。今まで知らなかったことを知りたい。できなかったことをできるようになりたい。

やりがいをもって取り組める仕事をたくさんしたい。

たくさん遊びたい。楽しみたい。心揺さぶるものに触れたい。

自分らしくありたい。今も自分のこと好きだけど、もっともっと好きな自分になりたい。大好きな人たちに恥じない自分でありたい。

愛あふれる、素敵な1年にしていきたい。

 

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

編みおろしと心のストッパー

とてもささやかなことなんだけど、最近になって新たに身に着けたスキルがある。自分の髪を、自分で編みおろしアレンジできるようになったのだ。

「編みおろし」というのは、文字通り髪を一本に編んで真後ろへと落とすスタイルだ。

その髪型は知っていたけど、私は今まで【自分でやってみた】ことがなかった。
というより、【自分でやってみようと思った】ことがなかった。


髪を三つ編みにするのは、普通にできる。中学生の頃は毎朝、自分で髪をおさげに編んで登校していた。

おさげの場合、前側に髪をもってきて、鏡に映して確認しながら編んでいくことができる。でも編みおろしは自分の後頭部から編み始めるので、目視できない。見ながらできないという時点で、「いや難易度高いだろ! 自分でやるのは無理無理」となんとなく思い込んでいて、挑戦してみようという気にならなかったのだ。

高校生の頃、友達とお互いの後ろ髪を編み込みアレンジしあったりした思い出なんかもあって、「真後ろに編み下ろすアレンジは、人にやってもらうもの」という意識があったかもしれない。


だけど少し前に、髪を結んだときにサイドがいい感じになるようカットしてもらったら、シンプルな一本結びだけではなくもう少しアレンジのバリエーションができないだろうかと思うようになった。そこでふと、「編みおろしって、自分でできたりしないかな?」と思って、検索してみた。

そしたら、自分で後ろ髪を編みおろしにしている動画があった。
その動画を観たら「え、なんか私でもできそうな気がする」と感じた。動画を参考にトライしてみたらわりとあっさりとできたのだ。
もちろん一発で完璧な仕上がりにはならなかったけど、「あ、これは練習すればできるようになるやつだ」と思えた。

そこからは、気が向いたときに編みおろしにしてみていて、数回で自分に及第点を出せるぐらいになった。今ではさくっと自分で編みおろしができる。


そういえば以前にも似たようなことがあったな、と思い出す。

4段ホックのブラ。初めて買ったときに背中側では全然うまく留められなかったから、前側で留めてから後ろに回すつけ方をずっとしていた。

だけど、あるときSNSで「練習すればできるようになりますよ」と背中でちゃちゃっと4段ホックを留めている動画をアップしている方の投稿を見て、「えー、すごい。こんなことできる??」と試しに自分でもその動画をイメージしつつやってみたら、「あれ? たしかに練習すればできるようになりそうだな」と感じた。

それから実際にしばらくやっていたら普通に背中側で留められるようになったのだ。ちなみに最近は4段ホックのブラなんてまったくつけなくなったので、今でもできるかは自信ないのだけれども。


セルフ編みおろしも、背中側での4段ホックも、なんとなく「自分ではできない」という思い込みがあって、やってみようとしていなかった。できそうにもないという思い込みが心理的なストッパーになっていた。

けど、「誰かが自分でやっているところ」を見たことによって「あれ? この人はできてるな」と思って、「それなら私もできるかも?」となった。そこでストッパーがはずれたんだなと思う。


私はどちらかというと、やってみたいことはなんでも「とりあえずやってみよう」と軽率に飛び込むタイプだと自分では思っているのだけれど、それでも思い込みから「やってみようとすら思わなかった」みたいなこともたくさんあるんだろうな、なんて改めて思ったりした。

ときには自分の思い込みを疑ってみることも大事だね。そもそも「思い込みがある」と気づかないから厄介なのだろうけれども。

 

【オマケ】私に「自分で編みおろしができるようになるきっかけ」をくれた動画